階段を踏み外す

時計草

昨日は雷雨のち晴れという天気で、すっかり晴れた夕方に晩ご飯を買いに出ることに。
普段はまったく履かないヒールの高い突っ掛けで、慣れない足取りで階段を下りていると、右足が段を踏みしめることなくスルンと滑った。それと同時に急に目の前の景色が変わり、あちこちに痛みが。
階段を4、5段ばかし落ちて右足首と左のおケツと左腕が痛い。起き上がるのにうめき声が漏れた。
なんとか立ち上がるとすぐに歩けたが、一番痛む左手首を見ると血管に血が溜まってモリモリと膨らんでいる。「なんじゃこりゃ!」と少々驚いた。

おケツの痛みは少しすると消えてきたが、左腕の痛みは酷くて、指や腕を少し動かすだけで「痛たたたた」を連発。近くの薬局へ行き、打撲用のシップを買って熱を持っている手首にすぐに貼り付けた。ヒエヒエ〜〜として気持ちいい。

なんとなく頭の芯がブレてるような感じと、肩や足の鈍い痛みと、左腕の強い痛みでヨレヨレになりつつスーパーの惣菜売り場で出来合いの寿司を買って帰った。
シップで冷やしたおかげで動くようになってきた手が、寿司と発泡酒で晩ご飯を済ませる頃にはアルコールで血行がよくなったからか、痛みはあるけどほとんど問題なく動くように。さっきまで手首から先が腫れ上がって動かなくなるかもと、大げさに考えていたのが可笑しい。
…てな出来事があった。

そして今日はおおむね問題ない状態に回復。まだちょっとあちこちに痛みは残っているが、手首の膨れていた血管はペッタンコだし青痣も薄れている。それに、幼児の頃に階段から落ち、パックリ割れた額を縫ったことと比べれば大したことはない。
だが、あの突っ掛けは恐ろしい。今後、履いて出かけたものか…