鳴いて呼ばれ

昨日の勤労感謝の日も仕事だった。いつものように時間を過ごして家路についたけど、いつものようにクロちゃんには会えず、寂しい限り。そういえば、ミケにゃんと仔猫達も見なかった。

今朝は、出勤時にクロちゃん家の近くの駐輪スペースから黒い塊が鳴いた。クロちゃんだ。
「にゃあ〜ん」「にゃあっ、あっ、あっ」といつもの鳴き方で、少しこっちを見つめた後に傍を通り過ぎ、いつも撫でている場所へと行こうとする。しかし、仕事へ行かなくてはいけないので、「クロちゃん、バイバイ」と言って立ち去ろうと歩き始めると、振り返って小走りになりついてきた。
自分の家の前まで来ると立ち止まり、何回か「にゃ〜ん、にゃ〜ん」と呼ばれたのだが、「ばいばい」と手を振り寂しい想いでその場から遠ざかると、もうそれ以上はついて来なかった。
多分、飼い主から朝ごはんを貰うために待っているのだろう。飼い主が居ればミケにゃんに追い払われることもないので、餌をくれる時間帯に合わせて帰っているのではないか。

夜。クロちゃんに会えなかった。猫も色々に忙しいのか。