この行動がわからない

朝。新聞を取りに行ったついでにクロちゃん家の前まで行ってみる。すると、クロちゃんが家の前に座っていた。家に帰れてるのかと安心し、そちらへ近づいていくと、こっちをちらりと見てから餌の入れてある容器の前に行って、牛乳に浸した食パンらしき物を食べ始めた。その後は食べる事に集中しているみたいで、すっかりクロちゃんに忘れられた存在となった。
無視されてつまらないので、傍で遊ぶ仔猫を眺める。そのとき初めてキジトラはメスで、茶トラはオスだとわかった。わからないのは黒ちびだけ。この仔は警戒心が強いのかあまり近くに来てくれないし、全身が真っ黒だからもっと大きくならないとわからないかも。

さて、朝は食べ物に心を奪われていたので相手にされなかったけど、毎晩クロちゃんは待っていてくれて、毎晩キャットフードを貢いでいて、毎晩じっくりと撫でなでしている。もちろん今日も。
いつも撫でている場所に近づくと、いつものように「にゃっ、ぁっ、あっ、あっ」「にゃ〜ぁん」と何度も鳴いて、甘えているような、話しかけられているような様子で飛び出してくる。
こちらも「にゃ〜ん」「は〜い」と返事をして撫でなでスペースへ移動し、まずはキャットフードを食べさせてお腹を満足させている。あまり高い物ではないのだが、おいしそうに食べてくれるので嬉しい。たくさんではないのですぐに無くなり、次は撫で撫でタイムとなる。

じっくり撫でられた後、たまに自分の家に帰ろうとするのだが、ついて来て欲しそうにするので一緒に家の前まで行っている。
家に向かって歩いている途中でミケにゃんが駆けて来て、一緒に家の前まで行くこともあったり。
これってミケにゃんが家に帰ってきてもいいと思っての行為か、単にキャットフードをくれる人間がやってくるのでそれを狙ってのことなのか。かわからないが、とにかくも仔猫やミケにゃんとちょっと顔を会わせるクロちゃん。
が、すぐに撫で撫でスペースへと戻ってしまう。この行動がよくわからない。

因みに、昨日の夜はミケにゃんと仔猫達が迎えてくれたのでキャットフードを貢いだのだが、今日は姿を見せなかった。
きっとミケにゃんが「にゃぁ」と鳴いて、駆けて出てくるだろうと思っていたし、仔猫にも会えると思っていたので残念に思う。