そんな時、コトッ、コトッと音がして茶トラがやってきた。寝ぼけてこちらを見ている茶トラに、今日も遅かったね。もうイリコなくなっちゃったよ。また明日ねと言いながらその場を後にした。茶トラはのんびりした仔のようだ。

すっかり食べ終わったので、紙で折った箱をたたんでいたら、離れたところに座っていたミケにゃんが飛んできて頂戴という様子で見たので、ないよと声をかけて撫でようとしたらば...パシ、パシ、パシ! 手を叩かれた。 爪は出してなかったけど、食べ物がなけれ…

今日もキジトラのアゴの辺り、背中、ひっつめ髪のような尻尾やその付け根、おケツも触りまくり撫でまくった。かなり慣れてきたかも。クロちゃんのように、ヨダレが出るほど撫でさせてくれる仔になるだろうかと期待している。

仕事帰り。今日もお出迎えをしてくれたミケにゃん。もちろん目的はただひとつ。イリコ。 仔猫が食べやすいかもと、今日はちりめんじゃこも貢いでみた。掌に乗せてミケにゃんに差し出してみると、パクパクと食べている。好評みたい。 紙を折って作った箱を準…