留守番する宙

朝早く起きて、自動給餌機をセットしたら居なくなる飼い主を待っているのかいないのか。
長府や大山はさすがに遠く、家に帰り着いたのは9時過ぎ。ドアを開けると同時に宙が鳴いて出てきて、その後は服を着替えたり、カメラや荷物を片付けている間、ずっと鳴きながらついて歩く。抱っこするまで落ちつかない。
抱き上げようと手を伸ばすと「ごろごろごろ」と宙のノドが鳴りはじめる。肩に抱き上げると耳元で「ごーろごーろごーろごーろ」と大きな音を響かせ、頬ずりするとくたりと肩に垂れ下がり満足げにしている。そして、前脚で背中をモミモミした。
意外だった。母猫にちゃんと育てられているので、今までそんなことをしたことがないし、やらないと思っていた。寂しかったのか。
ちなみに、大山に出かけた翌日から、宙は毎日朝の3時過ぎに起こす。眠いぞ。