留守番する宙
朝早く起きて、自動給餌機をセットしたら居なくなる飼い主を待っているのかいないのか。
長府や大山はさすがに遠く、家に帰り着いたのは9時過ぎ。ドアを開けると同時に宙が鳴いて出てきて、その後は服を着替えたり、カメラや荷物を片付けている間、ずっと鳴きながらついて歩く。抱っこするまで落ちつかない。
抱き上げようと手を伸ばすと「ごろごろごろ」と宙のノドが鳴りはじめる。肩に抱き上げると耳元で「ごーろごーろごーろごーろ」と大きな音を響かせ、頬ずりするとくたりと肩に垂れ下がり満足げにしている。そして、前脚で背中をモミモミした。
意外だった。母猫にちゃんと育てられているので、今までそんなことをしたことがないし、やらないと思っていた。寂しかったのか。
ちなみに、大山に出かけた翌日から、宙は毎日朝の3時過ぎに起こす。眠いぞ。
9日は大山へ
後日に予定変更した大山は9日に行った。宙に起こされ午前3時半起床。眠い目をこすりつつ、サービスエリアで食べるため、食パンにピーナッツバターを塗り、紅茶を入れた。その後、あれこれ支度をして出発。
大山の環状道路を目指してまず到着したのは桝水原スキー場。ここはかなり前に鏡ヶ成キャンプ場でキャンプした帰りに通ったことがあり、記憶に残っていた場所だった。
なぜか2匹のヤギが居たので大山をバックに撮影した後に、お昼用に大山おこわを購入して出発。
次の目的地は大神山神社。だいたいこの辺にあるという旦那の記憶が頼りで、モンベル近くで車を降りしばしウロウロ(このとき逆方向へ歩いていた)。案内板を見たりしてようやく御幸参道本通りにたどり着いた。
ここで大山参道ギャラリーにトイレを使わせてもらいに入ったら、出来たばかりという「大山ぶらりまっぷ」という地図がもらえた。嬉しい。これで迷わないぞ!と地図を頼りに大神山神社奥宮を目指して歩いた。往復する道の途中でも大山が見えてとてもいい景色だった。
その後、再び車で移動開始したが、お腹が空いてきたので近くにある香取展望所でお昼を食べた。
環状道路には展望所がいくつもあり、そのほとんどに車を止めて景色を眺めたり撮影したりした。大神山神社へ行こうと車を止めた場所や、香取展望所などからは境港や海が望めるのだが、残念なことにこの日は白くかすんではっきりと見えなかった。
環状道路で大山のぐるりを回り、前にキャンプをしたことがある鏡ヶ成を過ぎて木谷沢渓流に到着した頃には4時半を回っていた。この時点で植田正治写真美術館に行くことはすっかり諦めた。
ちなみに、休暇村大山鏡ヶ成の近くの木陰で旦那は昼寝(出かけると必ず1回は寝る)した。
その後に行った木谷沢渓流は写真撮影にとてもいい場所で、渓流の中にコケやシダや草の生えた石があり雰囲気があったし、鍵掛峠は有名らしく、写真撮影する人が何人も居た。そこから見える山頂は少しかすんでいていまひとつだったが、もちろん撮影した。
最後に一の沢で撮影し、桝水原スキー場まで戻ってから帰路に着いた。
6日は長府・角島へ
ゴールデンウィーク、5日に大山に行く予定は天気予報があまりよくなかったので翌日に変更したのだが、6日の天気予報もよくない。そこで日を改めることにした。
しかし、6日の朝は4時半には起きて準備開始。大山には行かないことにしたが、天気が良さそうな長府へ出かけることにした。
6時過ぎ頃にサービスエリアで食パンにピーナッツバターを塗ったのを食べてはいたが、長府へ着いた8時半にはお腹が空いたので、セブンイレブンでシュークリームやコーヒーを買い、食べる場所を探しながら壇具川沿いを撮影しつつ歩き功山寺へ。そこでベンチを見つけたので食べた。
その後ものんびり、ゆっくり撮影しながら古江小路の土塀や、長府毛利邸を見たり、乃木神社やその参道、忌宮神社へと歩いたところでお昼近くになった。そこで古江小路まで戻って画廊喫茶「梵天」で昼食を食べた。
午後は旦那が行きたいと言っていた角島へ車を走らせ、途中、土井ヶ浜という海水浴場で旦那は昼寝。目が覚めるまでの間、海などを撮影して時間をつぶした。この辺りの海は青い。とても美しい青色をしている。
角島も同じく綺麗な青い海で、風が強く波があることからウィンドサーフィンをする人が多いようだ。灯台まで行ったのだが、風が強いため昇ることはできなかった。辺りを撮影し、美味しいイカ焼きを食べて帰った。楽しい1日だった。
近頃
3月末ごろから4月の半ばごろまでは桜を追って撮影に出かけていた休日も、今は目的地が定まらずどうしようかと考えることがしばしば。
先週は高い山へと撮影に出かけたけれど、道端には雪も残っているし雨がヒョウへと変わるほど気温も低い。そこで山登りして撮影する予定を植物公園に変更した。移動の途中、休憩で寄った公園でも花などを撮影した。
今日
みな移動しているらしい。渋滞している映像を見ながらのんびり過ごしている。
外に出たのは、本屋と食料品を買うためだけ。さっさと済ませて帰った。