自転車デビュー

やっぱり、案の定って状態となった。

どの道を走ると速く会社に着くのか分からず、横道に入ったりしては遠回りなんかして。 素直に行けばいいものをなどと思うも、それなりに進んでいるので戻るわけにもいかず手遅れ状態。
なんかまともに進んでないような気がしながら、それでも会社へとひた走る。
が、途中で車にひかれかけ、乗り始めてからすぐに尻が痛くなり、ずーっとお尻の痛みに耐えてせっせと漕ぐのだった。

ペダルを後ろに戻すとブレーキが掛かるタイプなので、お尻が痛いからと腰を浮かせたとき、ちょっとでもペダルが戻るとガクンとつんのめってしまう。
そんなこんなで、なんだかなーと思いつつ乗らなくてはならないことに、ちょびっとばかし情けないような気もする。

それでも風を切るように走るのは気分がいい。 何年か前は1100ccのバイクでぶっ飛ばしていたので、それと比べるとやはり爽快感は違うけど。 (んじゃ、比べなきゃいいわいな。)

会社に着いてサドルからお尻を下ろすとジンジンと、ああ、ジンジンと痛い。 そのまま昼までジンジンと、なんだかなーと痛いのだった。

この先、このサドルでは嫌である。 変えなくては。